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こも巻きとは?効果がないとわかった今 [テレビ]

「こも巻き」というのは冬の風物詩ですね。

江戸時代に大名屋敷の庭園で始まったのだとか。

もともと松の木についている害虫を退治するためのもの
なのですが、意外な研究の結果が出たんです。


というのは、害虫を駆除するはずの「こも」の中にいるのは
無害の虫だけ。

じゃぁ、こも巻き必要ないじゃん、ということになったらしいです。

水戸の偕楽園では1960年代頃から、金沢の兼六園では1970年代頃から
こも巻きを行っていないのですが
今年から姫路城もこも巻きをやめるんですって。

木の1本1本にこもを巻きつけて行くのも
大変な作業でしょうから。



けれど、こも巻きって昔から行われている冬の風物詩。

その情緒ある風景を楽しみにしている人たちも
多くいるということなんです。



なので、こも巻きをやめたところがある中で
数は減らしても風物詩として続けて行くところもあるそうです。

京都・福知山市は数を大幅に減らして継続。

岡山の後楽園は風情があるという理由で現在も続けていて
今年も約240本ある松の幹にこもを巻きつけたそうです。


いろんな物がどんどん発展して行く中で
昔の日本をなくしてしまうのはもったいない。

と言うか守って行く必要がある物もあるんじゃないでしょうか?


ワタシは暖かい地方に住んでいるので
こも巻きを実際目にしたことはありません。

でも、だからこそ
ワタシがその土地を旅行した時に
同じ日本でもこんなところがあるのだと
日本の良さの再発見になるのではないでしょうか?





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