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ノーベル賞メダルを落札 その後本人へ返却のワケに感動! [テレビ]

感動で胸が熱くなりました。


このところ日本人3人のノーベル賞受賞のニュースで
温かい気持ちになっているのですが
時を同じくしてノーベル賞のメダルを落札のニュースがありましたね。

功績を湛え記念しての賞ですが
メダルへの価値は感じ方次第なのだな、と。

例えば坂本龍一さんはたくさんの賞を受賞していますが
番組で見せてっていわれ、ポケットからくちゃくちゃになったリボンの
メダルを出していました。

かと思えば白い手袋をしないと触れないような。

それはそれぞれでいいと思うんです。


なので、ノーベル賞のメダルが落札されたニュースも
「へぇ、そうなの」
と軽い気持ちで突っ込まずに見ていました。


そしたら、今日のニュースで
落札した人が出品した受賞者に返却したというのです。


なんかややこしい、と思いながら読んだら・・・
感動しました!


ノーベル賞受賞されたジェームズ・ワトソンさんは分子生物学者。

DNAの分子構造における共同発見者の一人で
1962年に受賞されています。

メダルを競売にかけた理由は
大学などへの寄付金を捻出するためだったのだとか。

この考えも立派だとは思ったのですが。


落札したのはアリシェル・ウスマノフさん。
ロシアの実業家で富豪。
475万7000ドルでの落札だとのこと。

この金額日本円で5億超えです。


で、そんな大金はたいて落札したのに本人へ返却・・・。

その時のコメントは

「ワトソンさんの功績は、父親の死因となったがんの
研究に寄与した。
メダルは手にする価値のある人物のもとにあるべきだ」


ウスマノフ氏は
ノーベル賞のメダルに魅力を感じて落札したのではなく
恩返しの行動だったんだということなんです。


このニュースは素晴らしい。

お金持ちでもこんな風にお金を使う人がいるのだな、と
嬉しくなりました。


昨今のニュースを観ていると
犯罪などのニュースが事細かに映像入りで伝えられます。

なぜそこまで必要なのか?って気分悪くなります。


だから、今日目にしたこのニュースは嬉しいです。


そして、今後
こんな風に心が暖かくなるニュースをたくさん流して欲しい。

そうやってメディアはワタシ達の心を教育してくれたら
ずっとずっと良い世の中になるのではないでしょうか?

お金があるとそういうことができてスゴイねって話じゃなく
お金と関係なく心が優しくなれるニュース
そんなニュースに飢えているワタシでした。



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