SSブログ

訪問看護とは?家に病院が近づいた感覚 [とは]

父は今年の2月に他界しました。

最期の7ヶ月は入院生活になりましたが
それ以前は我が家で在宅介護でした。


ディサービスも利用していましたし
訪問リハも受けていました。

そして、訪問看護も。

031028.jpg


父は車椅子の生活で、言葉もほとんど発しませんでした。
それでも感情表現はしてくれて
笑顔はなんとも素敵で、大好きでした。


今パソコンをしている私の横に父の笑顔の写真があり
いつも見てくれています。



我が家へ来てくれていた訪問看護の看護師さんはステキな方でしたよ。

声のトーンが心地よくってコロコロと笑いながら
父の笑いを誘ってくれる方でした。


誤嚥が肺炎などの引き金になりやすいので、と
口腔ケアを丹念にしてくださっていました。


030280.jpg


訪問時間の中で決められた流れはあるでしょうが
人、それも病気の父が相手ですので
思うような段取りはできないかと思います。

でも少しも焦らず、父を穏やかにしてくださっていました。

そして色々なケアをされたことが
ケアマネージャーや医師にもきっちりと伝わっていて
全ては線でつながっているという安心感が有りました。


病院に通院しなくても
病院のほうが我が家へきていると言う感覚でしたね。


在宅介護をする私にも
「長く続けていくためにも、自分の時間も作って。」と。


何事かあった時に、抜け殻になってしまわないように、と
私の心身のケアもしてくださっていました。


普通でしたら病院にいる看護師さんは
医師の指示の下、処置をされると思うのですが
在宅での看護の場合は看護師さんの責務が大きいです。


その場の判断を任されるというのは大変でしょうね。
大きな役割を担っている分、誰でもが出来る仕事ではないように思います。


もちろん訪問看護師としての勉強の場もあるでしょうが
実際に数多くのケースを担当していくことで
熟練していくのだと思います。



父の担当の看護師さんは決まっていましたが
来れない日もありました。


そんな時には訪問看護ステーションから別の看護師さんが来られていました。

その方がされることも、いつも来られる看護師さんと同様。
父に対する一連の流れがスムーズで
どれだけきっちりと申し送りができていたのかがよく伝わりました。


全国的に訪問看護師の求人はよくみます。
今とても必要とされているポジションなのでしょうね。


訪問看護とは、家庭に訪問して在宅医療を行うこと。

技術力と同時に思いやりのある看護師さんが
この仕事を選ばれることを祈ります。




またあの看護師さんに逢いたい。
一生忘れられない人となりました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。