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高齢者は75歳から?年金どうなる?日本老年学会って何者だ? [ニュース]

年金支給に関してとんでもないニュースが出てました。

日本老年学会が「高齢者は75歳から」
という提言をしたんだとか。

これに関しては納得します。


今65歳からを「前期高齢者」と言いますが
65歳で高齢者の枠に入るなんてとんでもない!

まだまだ現役バリバリで先頭走ってる人たくさんですから。


もうそろそろゆっくりしたら?って年齢は
75歳でいいんじゃないかと思います。

だから、「高齢者は75歳から」に納得。


ですが、問題はその先。


高齢者を75歳と定義しなおすと
年金支給の年齢がそれに合わせて引き上げられるのではないか
と言うこと。


恐怖!


ん~、私の考えること矛盾かもしれませんが
年金支給は今のままにしておいてほしいデス。


日本老年学会が「高齢者は75歳から」という提言をした時にも
「あくまで医学的な立場からで財政的問題は念頭にない」
と言ってます。


ちゃんとお断りを入れてはいるんですが
その裏には
「日本老年学会は医学的立場から高齢者の年齢提言をしますが
財政問題に関しては自分たちの範疇ではないので
これをもとにどう考えられるかは関与いたしません」
みたいな感じがします。


ですから、別の立場から
年金支給年齢を引き上げたくて仕方ない立場の人がいたとしたら
「待ってました」とばかりに
「日本老年学会が75歳だと言っているから支給年齢を見直しましょう」
ってことにしてしまうかもしれません。



そもそも日本老年学会と言うのが何者かなんですが

・日本老年医学会
・日本老年歯科医学会
・日本老年社会科学会
・日本基礎老化学会
・日本老年精神医学会
・日本老年看護学会
・日本ケアマネジメント学会

この7つの学会から構成されていて、文部科学省の管轄らしいです。


心身の健康に関することを考えるという感じでしょうか?


本当はここにもう一つ
・日本老年経済学会
みたいなものがあって
老年の経済的な面も研究してくれたらいいのにと思います。


そして
「医学面から考えると75歳からを高齢者と考えますが
経済面では現状の年金支給年齢がよいと考えます」
みたいな提言をしてくれたらいいのに…。


ま、かなり身勝手な意見ではありますけど。


今この提言が出て、
これからいろんな立場の人に意見を求めて
方向を定めていくのでしょうね。

だから、即年金支給者の年齢が引き上げられる
ということはないと思います。


動きとしては、段階的にいきながら
2045年には年金支給年齢を70歳にしたいようですよ。


今から28年先の話ではありますが
現在42歳くらいの人にのしかかってきますね。


年金支給の制度が生き生きとしていた頃
1960年当時は11人で1人を支えていたんですって。

それが今は2・5人で1人、
2050年には1・3人で1人を支える時代になるのだと。


この人数の変化を見れば
どうにか策を練りたいと考えるのもわからないではありませんけれど。


いよいよ年金も国を頼るのではなく
自分で作っていかなくちゃいけない時代に突入してしまったようですね。



ワタシは現在50代半ば。


なんだかね~。。。


ムナシイワ~


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