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年金払込期間が10年の時いくらもらえるのか? [ニュース]

年金払込期間を10年に短縮して、
年金をもらえる人を増やす法案が決定したというニュースが
目を引きました。

今は格差社会になっているし、
正規社員に慣れない環境の会社が多いし、
そうなると年金払込をスムーズにできない人がいるでしょうから
ある意味救済策なんだと思います。

この考えは消費税が10%に引き上げられた時に合わせて
実施の予定だったんですって。


けれど、消費税率の引き上げはしばらくそのままなので
年金払込期間の短縮は先行させたのだそう。


そうなると64万人の人が年金資格を受け取れるというもの。

だからこの法案成立で64万人の人が
嬉しく思うってことでしょうね。


じゃあ、年金払込期間が10年の時
いくら年金としてもらえるでしょう?

その金額っていうのは書かれてないのでわからないのですが、
この決定による年間予算は650億円なのだそうです。

だから私なりに考えて
650億円÷64万人で計算したら101万5625円になりました。


ん?

年間一人100万円?


これはあり得ませんよね?

だってこれまでコツコツ25年間払い込んできて、
年金もらっている人で年間100万円ほどの方って多そうです。

10年に短縮で年金をもらえるようになる人は嬉しくっても
25年間払い込んだ人との差がなければ
その人たちは黙ってないですよ。


それだけじゃなく
年金制度をめぐっては、公的年金の積立金を運用している独立行政法人の組織の見直しや、年金支給額の伸びを物価や賃金の上昇より低く抑える「マクロ経済スライド」の強化などを盛り込んだ年金制度改革の関連法案が継続審議となっており、政府与党は、今回閣議決定した法案と併せて、臨時国会での成立を目指す方針


こう書かれている部分の
『年金支給額の伸びを物価や賃金の上昇より低く抑える「マクロ経済スライド」の強化』
という文言が気になります。


年金を受け取れるようになる人を増やすけど
物価や賃金が上がっても年金支給額はあがらないようにするから
って言ってるみたいに感じます。

あまり政治経済に詳しくないワタシの解釈だから
間違っているかもしれません。

結局国民一人一人のことを考えているように言ってはいても
現実は厳しそうです。


現在国民年金保険料の納付率は60%程度なのだそうです。

納付率を上げる策も検討されているようですが
納付率が増え、支給する人が増え、赤字にならず
バランスよく運営していけるものになるといいんですけど。




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