「マネーの虎」番組の、出演者の、出資者のその後

「マネーの虎」という番組を覚えていますか？

司会は俳優の吉田栄作さんでしたね。

成功を収めていた経営者が「虎」として
起業を考えているヒトのプレゼンを聞き
よい案だと思えば投資して応援するという番組でした。


「虎」たちは出演料や交通費など一切なく
投資するお金も全て自腹での参加だったんです。


一方、起業を考えている出演者の方は
資金を必要とする人たちで、考えを一生懸命伝えるわけです。



これ、日本テレビがやっていたんですが
2001年10月開始、
途中放送枠が変わったりしながら2003年3月には終わっています。



お金を持っている人が持っていない人の夢を叶えてあげるというのは
いい企画だと思ったのですが
「虎」があまりに高飛車なのもね・・・。

だからって、何にでも「はいどうぞ」、もありえないし。



番組内のサブリミナル効果の事件もあったりしたためか
短期での終了となりました。



気になるのは「マネーの虎」のその後。


番組のその後、お金を投資してもらった人のその後、
そして「虎」達のその後も気になるところです。


番組自体は日本テレビが海外に売ったことで
多くの国で放送が続けられているのだそうです。

アメリカとか、アメリカンドリームという言葉もあるように
お金がなくっても夢に向かってパワーを発揮してる人の話をよく聴きます。


お金とアイデアの両者を引き合わせる場所として
日本より海外でのほうが番組は生かされたようです。



番組で「虎」として出演して好き勝手言ってた人のその後で
企業が倒産したり縮小した人もいるようですよ。


投資を受け起業し順調に利益を上げている人もいるようですし
番組でお金を出してもらえなかったけれど
番組に出演したことでそのアイデアが世の中に出て行ったものもあるんですよ。


例えば、専属の劇場を作ってライブをしながらタレントを育成するという考え。

これは番組では成立しませんでしたが
現在のAKB48などの考えの元になっていますよね。


兼子ただしさんも「マネーの虎」番組では出資者がいませんでしたが
自力でスポーツストレッチの分野で脚光を浴びるようになられています。

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感動は
バングラディシュ人で出資者なしだった人、

銀行から融資を受けて日光にリゾートホテルをオープンさせ
2011年に東日本大震災が起こった際には、
ホテル営業を一時中止して、被災者の避難所として開放されたのだそうです。


番組自体にはいろんな問題があったかもしれませんが
マネーの虎でのその後を知ると
あの番組の影響力って大きかったなって思います。


もし、今また「マネーの虎」が放送されるとしたら
１０年前の「虎」たちは虎としてパワーあるでしょうか？

逆に、出演者だった人で「虎」になれる人もいるのでしょうね。


スペシャル企画で年に１～２回放送されるのも
夢があって楽しそうですね。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150608-00000027-mantan-ent

タグ：マネーの虎 その後