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ボツリヌス菌 加熱で食中毒にならない? 子供に蜂蜜はダメ? [とは]

ボツリヌス菌、と聞くと辛子レンコンを思い出すのは熊本人だからでしょうね。
もう随分前の話ですが、熊本名産のからし蓮根を
悲しい状態で世にしらしめることになりました。


あの時の原因は生からし粉が
ボツリヌス菌に汚染されていたんだったと思います。

そしてそれを利用し調理され真空保管された「からし蓮根」から
ボツリヌス菌が検出された、ということだったようです。

ただ、この件に関しては1~2行で語れるものでは無さそうです。
正しい理解をするために詳しくは以下をご覧くださいね。

>>からしれんこんによるボツリヌス中毒事件の概要




今日、ニュージーランド産の粉ミルクにボツリヌス菌混入の疑いがあるということで
輸入を禁止したという中国のニュースが載っていました。


ニュージーランドの会社は乳業最大手でフォンテラという社名です。

中国は粉ミルクをニュージーランドからの輸入に頼っているようで
乳児を育てている中国のお母さま方は不安でしょうね。

日本ではどうなのでしょうか?
ちゃんと日本製なのですよね?




さて、ボツリヌス菌があっても
加熱すれば大丈夫だという記事を読んだのですが本当でしょうか?

ボツリヌス毒素自体は100℃1~2分の加熱で無害化しますので、食べる直前によく加熱すれば問題ありません。

ということです。

ただ続けて
熱でボツリヌス菌を殺菌するのは難しいですが、菌自体を食べても成人でしたら消化管で胃液などが勝手に殺菌してしまうので何も問題ありません。 ただし、一度加熱したから大丈夫とあとから再加熱せずに食べると、再度菌が繁殖していて食中毒になる可能性がありますのでご注意ください。 必ず、『食べる直前に』しっかり加熱することです。

こんなふうに書かれていました。

記事はこちらです。
教えてgoo
>>http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6491866.html



乳幼児は臓器の発達が不十分で、
ボツリヌス菌を「胃液などが勝手に殺菌」と言う期待はできないんです。
体内で毒素を作りだしてしまうかもしれないのだと。

だからこそ、粉ミルクにボツリヌス菌が混入しているとすれば
絶対に使用してはいけないということですね。


乳幼児に蜂蜜を食べさせてはいけないというのもこれと同じ考えです。
ハチミツにはボツリヌス菌が混入しやすいからなんですって。


あと、気をつけなくちゃいけない食品が
ボツリヌス菌は嫌気性だということで
ハム・ベーコン・ソーセージなどの真空パック商品。


食品添加物で発色剤が使われていますが
この発色剤にはボツリヌス菌の繁殖を抑える目的があるというのです。

そのための添加なのですが
発色で色を良くして人工的によく見せていることで
発色剤を使ってない物を選んで買ったいる人がいると思います。

私もそこにはこだわっているんですけれど・・・
ボツリヌス菌抑制が目的だとすれば
発色剤の使用を毛嫌ししてはいけないなと感じました。



食中毒の3原則は
菌をつけない
菌を増やさない
菌をやっつける

これはいつも憶えておきたいですね。




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